2004年02月02日
雑穀パワー [ 薬膳 ]
最近、雑穀を混ぜたご飯を炊いております。
私が使っているのは十穀なので、発芽玄米・黒米・赤米・白ゴマ・大麦・はと麦・もち粟・うるちひえ・もちきび・アマランサス――の十種類が入っています。
発芽玄米のパワーは一時期ブームになったのでご存知の方も多いと思いますが、ビタミン、ミネラル、食物繊維が白米に比べて多いようです。
黒米は文字通り真っ黒な米で、炊くと周囲の白米に色がつくほどです。中国原産らしく、滋養強壮、胃腸を丈夫にし、さらに造血作用があると記載されている書物が残っています。
赤米も黒米と同じく古代米と言われるもので、赤く、炊くと白米全体がほんのりとピンクに色づきます。タンパク質や各種ビタミンを多く含み、滋養強壮、虚弱体質の改善に効果があるといわれています。
大麦にはミネラル、食物繊維が・はと麦にはビタミンB1、カルシウム、鉄分が・粟にはミネラル、ビタミンB1、鉄が、ひえにはタンパク質、脂質、カルシウム、鉄などのミネラルが、きびには亜鉛が多く含まれています。
一番聞きなれないのはアマランサスだと思いますが、精白米に比べて、カルシウム約30倍、鉄分約50倍、繊維質約8倍を含んでいると言われています。
ご飯に若干の香りと風味はつきますが、量を加減すれば食べ難いということはありません。逆に歯ごたえが変わるので私は白米より好きですね。
主食が手間をかけずに栄養食に変わるので、手軽でオススメです。
2003年11月26日
クコ酒 [ 薬膳 ]
虚タイプの人に効く薬酒。滋養強壮作用あり。眼精疲労にも効く。
25度の焼酎500mlにクコを50g
密封できるビン
ビンを熱湯消毒して、焼酎とクコを入れ、時々ビンを振って中身を混ぜながら10日ほど冷暗所で保存。
10日経ったら、清潔なフキンでこして、好みの量(1/10〜1/5が目安)でこしたクコを加えて、再び冷暗所へ。
1ヶ月したら再びこして、中身を取り除く。
甘くて呑みやすい薬酒。蜂蜜を加えて薄めて呑むと、さらに呑みやすい。<呑ませてもらった。美味しかった。
でも、お酒なので呑みすぎはダメ(笑)
2003年10月13日
ご飯用土鍋の選び方 [ 薬膳 ]
さて、ご飯用の土鍋を選ぶ際には、いくつかの注意点があります。
まず、厚い土鍋を選ぶこと。
肉厚の土鍋を使用すると、火加減の調節が圧倒的にラクです。よくご飯を炊く際に「はじめチョロチョロ、中パッパ」と言いますが、この部分の火加減の調節を土鍋の厚みが代わりにやってくれるのです。なので、厚手の土鍋の場合、時間を計って火加減を変えなくても大丈夫。
次に、蓋が重いもの、吹き上がった際に蒸気が上に出難いものを選びます。
ご飯を炊く場合、意外とその蒸気の勢いが強いことに驚きます。しっかりどっしりとした蓋が必要です。また、蒸気の勢いが強いということは、吹き上がった糊のような蒸気が蒸気抜きの穴からすごい勢いで噴出してしまう可能性があります。<もう炊き口が糊でベトベトになるくらいに;
なので、私は蓋が土鍋本体の中にすっぽりと納まってしまうようなデザインで、蒸気の抜け穴を作ってない落し蓋タイプの土鍋を使っています。<これは蓋に穴を開けない代わりに、ぴっちりと閉じないように作られていて、蓋の縁からブクブクと炊く際の蒸気が出るようになっています。
そして、せっかく土鍋で炊くのだったら、木製のおひつを利用しましょう。
土鍋にご飯を入れっぱなしにしておくと、時間が経つにつれてどうしても湯気でべっちょりとなってしまいます。
その点、おひつだと湯気を上手に吸収してくれるので、何時でもホカホカのご飯です。
ただ、木製のおひつは、使用する前にきちんと処理して木のアクを抜いておかないと、鼻につく香りやエグミが味としてご飯に移るので、お酢を使ったりして処理しておきます。
2003年10月09日
土鍋と遠赤外線 [ 薬膳 ]
我が家は土鍋でご飯を炊いております。
最初に土鍋でご飯を炊こうと思ったきっかけは、単に「なんか美味しそうだし」というもので、特にコレといった理由も目的もなく、「美味しいご飯が食べたい!」という、切なる日本人的な欲求に過ぎませんでした。<食いしん坊;
そして、食べてみてビックリだったわけです。「美味しい」というだけでなく、なんともお腹にナチュラルというか。疲れた日常を送っていると、消化不良を起こしたり、吸収がおぼつかなくなったりと、お腹という部分は体調が現れやすい部位だとも思いますが、そのお腹に非常に優しい感覚がするのです。
私自身は胃腸が強い人間ですので、あまり顕著には現れなかったのですが、ちょっと疲れるとすぐにお腹がピーピーちゃんになってしまい栄養が吸収できなくなってしまうう我が家の旦那サマは、ものすごく顕著に現れました。――えぇ、お腹を壊さないばかりか、微妙に太ったのですね(笑)
消化吸収以外にも、もう一つ体にいい感覚があります。食べると体が温まること。
普通、食事をすると全身の血流が良くなり、体がポカポカするのですが、そのポカポカ感が、あきらかにいつものポカポカ感と違う!
何でだろう、と考えて、推論を立ててみました。
まず、土鍋はご飯を炊く際に遠赤外線を発生する――というのが通説のようです。大抵のご飯用の土鍋の説明文句には「遠赤外線」という単語が使用されています。
この遠赤外線というのは、3(場合によっては4)μm〜1000μmの波長を持った不可視領域にある光のことで、物体に当たると吸収されて、当たった場所を暖める効果があります。料理の分野では遠赤外線グリルなんて商品もありまして、焼き魚が表面はパリッと中はジューシーに、かつガス代もお得になるという優れものですし、お年寄りの関節痛を和らげるために遠赤外線照射器なんてものもありまして、痛い関節を温めるのに使われたりします。
――で、土鍋でコレが発生すると、炊いているお米にこの遠赤外線は吸収されます。吸収された熱量は自然の法則として当然放出されますから、食べた体の中でも遠赤外線が放出されるんじゃないかと思うんですよね。
遠赤外線の定義は、通常は波長4μm〜1000μm。遠赤外線協会では3μm〜1000μmと定義されています。